流動解析はプラスチック(樹脂)の試作の際に必須

プラスチック(樹脂)を使った部品成型には、射出成型やブロー成型、押出成形などの種類がありますが、いずれも試作品を作るときには試作用の金型を作り、成形機でプラスチック(樹脂)を加熱し融解樹脂の状態にして金型内に材料を流し込む形で行われます。一般的に、金型とはたい焼きを作るときの鉄板のような道具などの説明を見かけることが多いのですが、たい焼きは鉄板の上から材料を流しいれ反対側の鉄板を重ねて作ります。これに対して、プラスチック(樹脂)に使う金型では、最初から上側部分が閉じられていてゲートと呼ぶ部分から溶解樹脂が流れ込みランナーを通り各部品を形どる部分まで流れるのが特徴です。金型は常に閉じた状態になっているため、材料がどのように流れているのか把握ができません。

流れ方が悪いと材料不足などでかけてしまうものができてしまったり、中には形すらできないものが含まれる可能性もあるわけです。そこで、プラスチック(樹脂)による試作品つくりの段階では材料が適切に流れるのか否かを検証するための流動解析が行われます。流動解析は、ゲートから入る材料がどのように流れるのか3次元データで確認することができる技術で、この解析手法で得た情報を基にして金型の設計や修正などが行われるのが一般的です。また、流動解析では金型の修正にかかるコストの削減や時間の短縮などに効果があるため試作品を作るときには必ず行われる工程の一つになっています。

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