プラスチック(樹脂)の製作

最近では3Dプリンターによってプラスチック(樹脂)部品の製作が容易になりました。時間をかければ誰でも試作をすることもできるし、ある程度の数も作ることができます。でも大量生産となると、その方法では実現することが難しいと言えます。方法さえ考えれば金属よりも一度にたくさん作ることができるので、形状に合わせて検討が必要です。

プラスチック(樹脂)の製作で主な成形方法は射出になります。金属の型に作りたい形の空洞を作り、そこに溶融した樹脂をプランジャーと呼ばれる注射器のようなもので送り込む方法です。樹脂の硬さにもよりますが、空洞に隙間なく送り込むのは試行錯誤を必要とします。また送り込めたとしても空洞があったり、密度の違いから強度が均一でないなどの問題も考えられます。

そのほかにもペットボトルなどの入れ物を作る場合には風船のように空気を送り込んで膨らませる方法もあります。この場合も膨らませる速度によって厚みに違いが出ることもあり、何度かの試作が欠かせません。プラスチック(樹脂)の製作で重要なことは形状よりも、成形できるかという要因が重要となります。そのために本当に作りたい形とは少し違った形状にしなければならないこともあります。

成形後に二次加工で理想に近づけることもできますが、その分コストがかかるため、あまり工数を増やすことはおすすめできません。出来るだけ少ない処理で製作することを考えないとプラスチック(樹脂)を材料にするメリットがなくなってしまいます。

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